なぜ「金額だけ」だと後悔するのか?
それを知るために、多くのお客様は3社以上の塗装業者やリフォーム会社、ハウスメーカーから見積りを取られます。中には見積り一括サイトなどを使って多くの業者に見積りを依頼される方もいらっしゃるでしょう。そしてその中からより安くて「マトモ」そうな業者を選ぶのです。
一見、正しい選定方法に見えますが、正直「その見積りは本当に根拠があるの?」と申し上げたいです。普段塗装と関わりが無い方がプロの作った見積りのカラクリを見抜くことは非常に困難です。そのため、まずは提出された見積りの根拠を知る必要があるのです。
上記の表のように3社の見積りを取られた場合、あなたはどの会社を選びますか?もしかすると「A社」をお選びになったかもしれません。
でももし、あなたの家の大きさが実際は100m²だとしたらどうでしょうか?
A社を選んだ場合、見積り金額は60m²の前提ですので、100m²のお家を塗るためには『追加費用の請求』か『手抜き工事』しかないのです。
手を抜かれることによって10年は持つはずの塗装が5年でダメになることも…。これだけは絶対に避けたいところです。
上図の通り、同じシリコン塗料といえども「水か溶剤か」によって耐久年数は異なりますし「樹脂」の含有割合によっても耐久性が大きく変わってきます。
この品質は価格に比例してきますので「同じシリコンを選んだのだから価格は安いほうに…」という選択は決して正しいとはいえないのです。
また塗料のメーカーによっても価格は異なりますし、そのメーカーの塗料グレードによっても価格は変わってきます。
上図の通り、同じ塗装面積だったとしても、業者によって塗料の使用量は異なります。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
理由は「塗料を薄めて使っていること」「塗る回数を減らしていること」「薄く塗っていること」が挙げられます。
工事中にこのようなことをされていないか見張ることができれば良いのですが…。
もしもA社の見積りに付帯部分の塗装が含まれていない場合はどうでしょうか?
もし付帯部分の塗装に30万円がかかるといわれたらどうでしょうか?
付帯部分とは雨樋(あまどい)、破風、軒天などのことを指します。
外壁や屋根をどんなにキレイに塗っても、この付帯部分がそのままだと返って目立ってしまって、
家が古く見えたりします。
そのため、見積書を出してもらったら、必ず付帯部部分の入った見積り合計金額か確認しましょう!
もし見方が分からない等ございましたら、気軽にご相談下さい。